のぼり旗のコレって何?

 のぼり旗の「チチ」って何?

 

チチとは

のぼり旗の端についている、ポールを通して固定するための輪っか状の布のことです。一般的には、のぼり旗の左側または右側、上部についています。

チチの役割

  • のぼり旗をポールに固定し、風になびかせる
  • のぼり旗を安定させ、表示内容を見やすくする。

チチの別の呼び方

  • 旗の輪ということで旗輪ということがあります。
  • また、「チギレ」や「チギリ」と呼ぶ場合もあります。

チチの種類と特徴

  • チチの色:
    • 一般的には白色が使われます。
  • チチの取り付け位置:
    • 左チチ:一般的な取り付け位置で、道路沿いなど左側通行の場所でよく見られます。
    • 右チチ:設置場所や通行人の動線に合わせて、右側に取り付けることもあります。
    • 上チチ:のぼりを横にしたり、吊り下げたりする場合に上部にチチを取り付けます。
  • チチの素材:
    • 耐久性のある化学繊維(ポンジ)が使われることが多いです。
  • チチの数や間隔:
    • のぼり旗のサイズや用途によって、チチの数や間隔が異なります。(通常は上辺に3つ・側辺に5つです)

チの注意点

  • チチが劣化したり破損したりすると、のぼり旗が落下する恐れがあります。
  • 設置場所や用途に合わせて、適切なチチの取り付け位置や種類を選ぶことが重要です。

 

 

 のぼり旗の「三巻縫製」って何?

 

三巻縫製とは

 三巻縫製とは、のぼり旗の端の処理方法の一つで、生地の端を三つ折りにして縫製する技術です。これにより、生地のほつれを防ぎ、のぼり旗の耐久性を向上させることができます。

 三巻縫製のメリット

  • 耐久性の向上:
    • 生地の端をしっかりと縫製することで、ほつれを防ぎ、のぼり旗を長持ちさせることができます。
    • 特に、風の強い場所や長期間使用する場合に効果を発揮します。

 三巻縫製の種類

 のぼり旗の三巻縫製には、主に以下の種類があります。

  • 三方三巻縫製:
    • のぼり旗の上下の辺と、チチ(のぼり旗をポールに固定するための輪)が付いていない縦の辺の3辺を三巻縫製します。
  • 四方三巻縫製:
    • のぼり旗の四辺すべてを三巻縫製します。最も耐久性が高く、見た目も美しい仕上がりになります。
  • L字三巻縫製:
    • チチのついていない、縦と横の2辺のみ三巻縫製を施す縫製の方法です。三巻縫製を施した2辺がL字になることからこう呼ばれます。

 三巻縫製とヒートカットの違い

 のぼり旗の端の処理方法としては、三巻縫製の他にヒートカットがあります。

  • ヒートカット:
    • 熱で生地の端を溶かして処理する方法です。
    • 比較的安価で、大量生産に向いています。
    • しかし、三巻縫製に比べるとほつれなどが起きやすいです。(当社比)

三巻縫製がおすすめの場合

  • 風の強い場所で使用する場合
  • 長期間使用する場合
  • のぼり旗の耐久性を重視する場合

 

ご使用環境や用途に合わせて、いろいろな縫製方法をお選びいただけます。

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